yokukurasu’s diary

50代後半、改めてがまんしない暮らしにチャレンジ

一人旅、始めました。

7月の連休を利用して、一人温泉一泊旅行をしてきました。

一人で宿泊を伴う旅をするのは30年振りのこと。息子が生まれてからは一切ありませんでした。

CREAという雑誌で紹介されていた「奥日光元湯温泉」のホテルまで、

山道をハイキングしながらホテルにたどり着くコース。

日光からいろは坂中禅寺湖まではバス(元湯温泉行 30分に1本ある)で行き、

途中からあえてバスを降り、ハイキングというかトレッキングでたどり着いたのですが。まあ、自然の美しいこと。

鹿がいました。温泉の湿原でゆっくり草を食んでいました。

ハイキングコースはとても気持ちよく整備されています。

露天風呂も源泉かけ流し…。硫黄のニオイもたまりません。

こんなに落ち着いた気分で旅したのは久しぶりです。近年家族旅行ばかりで、息子が小さい頃は目が離せず、大きくなったらなったで親と行動を共にしたがらず。せっかく一緒に行ってもなんだか淋しい気持ちになったり。(息子のことは大好きです。)

でも一人旅は一人が当たり前。すべて自分ペースで行動できることに自由を感じました。50代も後半で、ずうずうしくもなっているのか?リラックスできました。

 

今回なぜ一人旅をしたのか、理由がありました。

仕事(大学)で、コミュニケーションがスムーズにとれない苦手な人のヘルプをしてきて、やりずらさを感じていました。結構なストレスです。

もうこの齢になって、仕事上のストレスなど感じたくないので、その仕事からはずれることを考えました。自分にはメインの仕事があり、その「イヤな仕事」は暫定的なものだったので、自宅で夫の会社が忙しくなったのを手伝う必要もあり、就業時間の短縮をしイヤシゴトから外してもらうよう上司に相談しました。

それが受け入れられ、それを記念しての旅だったのです。

若い頃は人間関係でいやなことがあっても我慢してきました。「石の上にも三年」という言葉に縛られていたこともあり、いやでも3年続けた会社が複数あります(結構転職人生でした)。でもそうすべきだったのでしょうか?今となってはわかりません。これからはとびきり我儘な人生を送ろうと思っています。わたしにとっての「よく生きる」だと割り切って。